そうした作品の特性は、コイン自身の子供時代の経験からきているのかもしれない。彼女はこう語る。「(私自身の)子供時代のことはほとんど思い出の中にしかない。子供の頃、父親のカメラが盗まれたこともあり、また2番目の子供だったこともあって、私の写真はほとんど残っていないから......。だから(娘に対する)写真のアプローチには、きっと子供時代のファンタジーを喚起したいという願望がある」
また、コインはこうも語った。「娘は私になかなかなついてくれなかった。そばに寄ってきてくれなかった」のだと。
彼女の娘グレッタは、小さい頃から常に慢性的な病気に悩まされてきた。実際、今もそうだ。それが「いつも心配で仕方がない」とコインは言う。こうしたことが、コインの客観的な撮影スタイルと重なり、ダークだが深みのある作品になっているのである。最後に一言、彼女は付け加えた。
「娘が許す限り、このプロジェクトはずっと続けていきたい」
今回ご紹介したInstagramフォトグラファー:
Gwen Coyne @gwencoyne