[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、ダウとS&P500種が最高値を再び更新した。JPモルガン・チェース<JPM.N>の四半期決算が好調だったことを受け、金融株が買われた。強い経済指標が発表されたことも支えになった。
JPモルガンは1.5%高で、S&P金融株<.SPSY>は0.89%上げた。景気拡大局面でアウトパフォームが期待できる素材、ハイテク、一般消費財といった景気循環銘柄も買われた。
素材株では農業関連・種子開発のモンサント<MON.N>が、独医薬品・化学のバイエル
中国事業に明るさが見えたファストフードチェーンのヤム・ブランズ<YUM.N>は3%高、四半期利益が予想を上回ったデルタ航空<DAL.N>は3.6%高となった。
この日上場した無料対話アプリのLINE(ライン)<LN.N>は終値が26.6%高で、一時は37%上昇した。
朝方発表された新規失業保険申請件数は増加予想に反して横ばいにとどまり、6月卸売物価指数(PPI)は1年1カ月ぶりの大きな伸びとなった。
フェデレーテッド・インベスターズのチーフ株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は「いくつかの良好なデータが得られ、それに基づいて相場上昇が続いた」と指摘した。
ただオーランド氏は、銀行セクターについては今後JPモルガンほど好調な業績が出てくるかどうかは疑問だとの見方を示した。
15日にはS&P総合500種を構成するウェルズ・ファーゴ<WFC.N>やシティグループ<C.N>など6行の決算発表が予定されている。
投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所のボラティリティ・インデックス(VIX)は、市場の地合いが一段と改善したため11カ月ぶりの低水準で引けた。
騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.35対1、ナスダックが1.23対1でいずれも上げが優勢だった。
米取引所の合計出来高は約65億株で、過去20営業日平均の78億株を下回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 18506.41 +134.29 +0.73 18414.30 18537.57 18414.30 <.DJI>
前営業日終値 18372.12
ナスダック総合 5034.06 +28.33 +0.57 5041.96 5045.18 5025.15 <.IXIC>
前営業日終値 5005.73
S&P総合500種 2163.75 +11.32 +0.53 2157.88 2168.99 2157.88 <.SPX>
前営業日終値 2152.43
ダウ輸送株20種 8015.93 +85.22 +1.07 <.DJT>
ダウ公共株15種 707.95 -3.86 -0.54 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 724.23 +5.33 +0.74 <.SOX>
VIX指数 12.82 -0.22 -1.69 <.VIX>
S&P一般消費財 646.22 +2.62 +0.41 <.SPLRCD>
S&P素材 304.55 +2.50 +0.83 <.SPLRCM>
S&P工業 510.23 +3.75 +0.74 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 571.69 +0.43 +0.07 <.SPLRCS>
S&P金融 317.57 +2.79 +0.89 <.SPSY>
S&Pエネルギー 519.75 +2.12 +0.41 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 856.73 +3.31 +0.39 <.SPXHC>
S&P電気通信サービス 182.71 +0.28 +0.16 <.SPLRCL>
S&P情報技術 743.22 +5.95 +0.81 <.SPLRCT>
S&P公益事業 263.29 -1.72 -0.65 <.SPLRCU>
NYSE出来高 8.38億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 16615 + 215 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 16535 + 135 大阪比 <0#NIY:>
*内容を追加しました。