[ジャカルタ 16日 ロイター] - インドネシア中央銀行は16日、政策金利のBIレートを6.75%から25ベーシスポイント(bp)引き下げ6.50%にすると発表した。景気支援に向け今年4回目の利下げに踏み切った。
8月19日から新たな政策金利とする7日物リバースレポ金利も5.50%から5.25%に25bp引き下げた。
翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)も4.75%から4.50%に、貸出ファシリティー金利も7.25%から7.00%にそれぞれ25bp引き下げた。
ロイターのアナリスト調査では、19人中13人がBIレートの据え置きを、6人が25bp引き下げを予想していた。
中銀は、今年に入り緩和局面に入り、3回の利下げで計75bp引き下げていた。
第1・四半期の成長率は前年比4.9%に鈍化。これを受け中銀は2016年の成長率予想を5.0─5.4%に引き下げていた。今回、下方修正した予想を維持した。
スタンダード・チャータード銀行(ジャカルタ)のエコノミスト、アルディアン・タロプトラ氏は「インドネシア中銀は今回、本当に積極的だった」と指摘。
中銀で金融・経済政策を統括するジュダ・アグン氏は「米連邦準備理事会(FRB)が前夜に利上げを見送ったため、インドネシア中銀にとっては利下げのチャンスだった」と説明した。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ガレス・レザー氏は「高水準の外貨建て債務やルピア高をめぐる懸念で今後の利下げペースは緩やかなものとなるだろうが、年内に追加利下げがある可能性は高い」と予想した。
中銀のアグン氏は追加利下げの余地はあるかとの質問に「今後の動向を見守る。われわれはインフレは管理可能とみている。海外の要素としては、ブレグジットと米国の金利に注目する必要がある」と答えた。
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