[ブリュッセル 8日 ロイター] - リビアなど北アフリカから欧州に流入する難民・移民が増加している問題をめぐり、EU内相会議が10日、ブリュッセルで行われる。
現在は、難民・移民の受け入れに関する欧州連合(EU)とトルコの合意の効果でギリシャ経由の渡欧はわずかとなっているが、代わりに、静穏で航海しやすい地中海中央からイタリアへのルートが主要経路になりつつあると懸念されている。
あるEUの外交関係者は、今年に入ってこのルートでイタリアに渡った人はすでに4万5000人に達しており、大まかには昨年通年と同水準と指摘。「トルコとの合意は機能しており、何らかの変化がなければ今年は地中海中央のルートが大量流入の経路になるだろう」と述べた。
EUは、アフリカからの大量移民長期化による影響を懸念し、貧困国における移民対策に、開発支援や貿易関係をリンクさせることも検討しているという。
会議ではまた、リビアで密航ブローカーが横行している問題も協議される予定。