[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時時点に比べ小幅にドル高/円安の110円前半。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を控えたこの日の東京市場では朝方から様子見ムードが広がったが、ドルは株高、原油高などを背景に底堅さをみせた。

仲値公示にかけて輸出企業によるドル売り圧力の強まりが警戒されたが、ドル/円下落は109.85円にとどまった。「現行水準付近での売りは、前日にひとまず一巡したのではないか」(国内金融機関)という。午後3時過ぎには一時110.26円まで買い進まれた。

きょう夕刻から仙台でG7財務相・中央銀行総裁会議が開幕する予定だが、6月には米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の講演や、日米の金融政策会合、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票など、主要イベントを控えているため「(今回のG7については)誰もあまり興味をもっていない」(外銀)との声も聞かれた。

財務省によると、麻生財務相は21日午前8時40分からルー米財務長官と会談を行う予定。

午後2時台に放映された舛添要一東京都知事の会見については、ディーリングルームで多くの参加者がみていたとされ、市場の目先の関心はG7会議より舛添都知事の進退問題に注がれていた。

オプション市場でも、ポジションの偏りはみられず、ドル/円の取引には勢いがないという。

1カ月物のドル/円オプションの予想変動率は11.375/11.775%の気配。最近の変動を考慮すれば「16%程度まで上がっていてもおかしくない」(別の外銀)とされるが、短期筋はポジションテークに消極的で、目立つのは、ドルプットの買い戻しなどのみで、ボラティリティーが拡大しにくい状況になっているという。

前日の取引で一時1バレル=47ドルを下回る水準まで下落した原油先物は反発基調となり、目下48.65ドルと、18日につけた7カ月ぶり高値48.95ドルに迫った。原油価格の反発や株高を受け、ドル/円は底堅さを保った。

ドル/円<JPY=>   ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.13/15 1.1209/13 123.45/49

午前9時現在 109.91/93 1.1200/04 123.11/15

NY午後5時 109.96/98 1.1201/06 123.16/20

(為替マーケットチーム)

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