[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日公表した2015年12月の消費者物価指数は、生鮮食品を除くコアCPIが2カ月連続で前年比0.1%上昇した。一方、先行指標とされる東京都区部の16年1月は前年比0.1%下落し、3カ月ぶりにマイナスに転じた。
引き続き原油安によるエネルギー価格の下落が指数を大きく押し下げているなかで、都区部では食料やテレビなど指数を底上げしてきた品目のプラス幅が縮小。エネルギー以外の物価上昇ペースに鈍化の兆しが見られる。
12月の全国は 前年比でガス料金のマイナス幅が11月より縮小し指数を下支えした。一方、電気代やガソリンのマイナス幅は拡大した。エネルギー以外では、テレビのプラス幅が拡大したが、家庭用耐久財や宿泊料、外国パック旅行はプラス幅が縮小した。この結果コアコアCPIは0.8%の上昇となり11月の9%から縮小した。
1月の都区部では、ガソリンの前年比マイナス幅が縮小したものの、電気代やガス代、灯油はマイナス幅が拡大し指数を押し下げた。生鮮食品を除く食料や、家庭用耐久財、テレビ、外国パック旅行もプラス幅が縮小した。このためコアコアCPIは0.4%の上昇にとどまり、プラス幅は15年12月の0.6%から縮小した。
*内容を追加します。
(竹本能文)