[モスクワ 27日 ロイター] - ロシア・エネルギー省は、来月4日の石油輸出国機構(OPEC)の総会前に開かれる加盟国と非加盟産油国の協議への高官派遣を見送る方針だ。同省の関係筋が27日、明らかにした。
昨年の会議には、国営石油会社ロスネフチのセチン最高経営責任者(CEO)とノバク・エネルギー相が参加したが、今年はエネルギー省からもっと低いレベルの当局者を派遣するにとどめるという。
OPECは昨年、供給削減による相場押し上げを拒否し、市場シェアを守ることに軸足を置くという歴史的な方針転換に踏み切った。こうした方針はサウジアラビアが主導し、他のペルシャ湾岸産油国も支持しているが、経済力に劣る加盟国の間からは疑問の声もあがっている。
ただ、OPEC総会では、こうした方針が維持されるとの見方が大勢だ。エネルギー省の関係者は「結果は明白なのに、なぜ誰かを派遣しなければいけないのか。OPECが減産しないことは分かっている」と話した。