[パリ 25日 ロイター] - フランス経済相に近い筋によると、フランスとドイツは、国境警備強化や移民・難民に対応するため、100億ユーロ(約106億6000万ドル)規模の「リスク基金」を設立する可能性がある。同筋は、十分な政治的意思があれば、数週間以内にも設立されるとの見方を示した。
ドイツを訪問したマクロン仏経済相は24日(訂正)、同相とガブリエル独経済相がオランド仏大統領、ドイツのメルケル首相充てに書簡を送り、基金の設立を提案したことを明らかにした。ロイターが入手した書簡によると、基金は3年かけて100億ユーロを積み立て、緊急事態に備える。他の欧州連合(EU)加盟国による参加も歓迎する、としている。
マクロン仏経済相の関係筋は「迅速なシグナルと送るということだ。EUの予算措置を待っていたら、2017年まで何もできないことになる。事態は切迫している」と指摘。その上で「欧州レベルでの行動に対抗するものではなく、それを補完し、先導するものだ。政治的な意思があれば、技術的には数週間以内の立ち上げが可能」と述べた。
*本文2段落目の日付を訂正しました。