[フランクフルト 6日 ロイター] - 排ガス規制逃れ問題で揺れるドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は6日、チーフデザイナーのワルター・マリア・デ・シルバ氏が11月末で退社すると発表した。ドイツの自動車専門誌の報道内容を認めた。後任については明らかにしていない。デ・シルバ氏は退任後もアドバイザーとして、VWと関わり続けるとしている。

VWは米国における規制を逃れようと、ディーゼル車の排ガス試験で数値をごまかしていたことを認めた。その影響は少なくとも77億ユーロ(83億ドル)に及ぶとみられ、最高経営責任者(CEO)は辞任を余儀なくされた。既に巨額のコスト削減を開始しており、企業構造の根本的な改革が求められている。

イタリア生まれのデ・シルバ氏は64歳。欧州最大の自動車メーカーであるVWで2007年からチーフデザイナーを務めており、グループ全体のブランド維持の責任を負ってきた。2010年にはアウディA5のデザインでドイツ政府による最高の賞も取っている。

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