[22日 ロイター] - 米化学大手ダウ・ケミカル<DOW.N>は22日、約1年にわたり減収が続いている農業化学・種子部門に関し「すべての選択肢を検討」していることを明らかにした。

また、米ガラス大手コーニング<GLW.N>とのシリコン合弁事業(JV)について、コーニングが保有する株式を取得する可能性を示唆。さらに、クウェートで展開するJVの2事業について、1事業の保有株を売却したことを明らかにし、別のJVへの出資比率を引き下げる計画を明らかにした。

四半期配当も引き上げた。

ダウ・ケミカルの株価は最大8.4%上昇した。

農作物価格の下落や肥料生産の拡大を受け、農業分野に軸足を置く企業の間では再編が進んでいる。サントラスト・ロビンソン・ハンフェリーのアナリスト、ジェームズ・シーハン氏は、ダウ・ケミカルにとって、同社農業部門を米モンサント<MON.N>もしくはデュポン<DD.N>と合併させる、もしくは同部門の売却が、最良の選択肢との見方を示した。

合わせて発表した第3・四半期決算は、営業利益が1株当たり0.82ドルと約14%増加した。原材料価格の下落で利益率が改善した。

売上高は16%減の120億4000万ドル。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は、営業利益が1株当たり0.69ドル、売上高は123億8000万ドルだった。

株主帰属の純利益は12億9000万ドル(1株当たり1.09ドル)と前年比50%超増加した。

ダウ・ケミカルはまた、ジム・フィッターリング副会長を最高執行責任者(COO)に、ハワード・ウンガーレイダー最高財務責任者(CFO)を副会長に起用する人事を発表した。

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