[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は、新興国市場の低迷などのマイナス要因がユーロ圏の長期インフレ基調を損なうと判断するには時期尚早との見方を示した。
同理事は、新興国の成長鈍化、ユーロ高、コモディティ価格下落を主因に、ユーロ圏のインフレが2%程度の目標に達するには以前の想定より時間がかかると指摘。最近のECB当局者発言と歩調をあわせた。
シンガポールでの講演原稿でメルシュ理事は「一段の金融政策発動が必要となれば、ECBは中期的な責務を果たすため、あらゆる手段を利用する決意だ」と述べた。