[ニューヨーク 23日 ロイター] - 23日の米国株式市場は小幅高。主要株価指数は軒並み最高値近辺で取引を終えた。ギリシャ交渉妥結への期待が高まるなか、交渉の行方を見守る展開となった。
ダウ工業株30種<.DJI>は24.29ドル(0.13%)高の1万8144.07ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は6.12ポイント(0.12%)高の5160.09。
S&P総合500種<.SPX>は1.35ポイント(0.06%)高の2124.20。
ナスダック総合指数は終値としての最高値を更新。S&P総合500種は最高値より0.3%低い水準となった。ただドル相場の大幅な上昇により、主要株価指数の上値は抑えられた。
ティンバー・ヒル・インターアクティブ・ブローカーズ・グループの株式リスク・マネジャー、スティーブ・ソスニック氏はギリシャ情勢について「市場は好ましい結果で終わることを期待しているようだが、状況は常に変わる可能性があるため、現時点では機敏になる必要があると思う」と指摘。「ギリシャは米市場にはそれほど大きな意味合いを持たないのかもしれないが、ユーロやドルには大きく影響する可能性があり、株式にどの程度を影響を及ぼすかは不透明だ」と述べた。
個別銘柄では、通信のAT&T<T.N>が2.5%高。同社に対する投資判断を少なくとも2社の証券会社が引き上げたことを受けて買われた。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック<FB.O>は3.7%高の87.88ドルで取引を終え、終値としての最高値を更新した。
原油相場の上昇を好感してエネルギー関連株が買われ、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は0.3%上昇。資源開発サービスのハリバートン<HAL.N>は0.9%高となった。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約54億株で、今月これまでの平均の61億5000万株を下回った。
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1772で下げ1276(比率は1.39対1)、ナスダックは上げ1567で下げ1203(1.30対1)だった。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 18144.07(+24.29)
前営業日終値 18119.78(+103.83)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 5160.09(+6.12)
前営業日終値 5153.97(+36.97)
S&P総合500種<.SPX>
終値 2124.20(+1.35)
前営業日終値 2122.85(+12.86)
*内容を追加します。