[29日 ロイター] - <為替> 月末のドル売りに押される中、ドルがまちまちの動きとなった。朝方発表された第1・四半期の米国内総生産(GDP)改定値が下方修正されたものの、米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げ観測を後退させるには至らなかった。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は狭いレンジで推移し、終盤は0.1%低下。ただ、5月としては上昇し、月間ベースで昨年7月以降連続での上昇を達成する見通し。

ドルはユーロ<EUR=>に対し0.4%下落し、1.0989ドル。ギリシャ支援協議が近く合意に至るとの期待がユーロへの追い風になっているもよう。

ドル/円<JPY=>は0.1%高の124円。トレーダーは、麻生太郎財務相の円安けん制発言が材料視されていると指摘した。

<債券> 国債利回りが低下し、10年債、30年債の利回りは ともに3週間半ぶりの水準に沈んだ。朝方発表された第1・四半期の米国内総生産(GDP)統計がマイナス成長となったことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが後ずれするとの見方が強まった。

10年債、30年債利回りは一時、ともに3週間半ぶり水準となるそれぞれ2.09%、2.84%まで下げた。長期債は機関投資家のポジション調整による月末要因の買いも支援材料となった。

<株式> 続落して取引を終えた。第1・四半期の米国内総生産(GDP)改定値がマイナス成長に下方修正されたことで市場心理が悪化した。交通関連銘柄の値下がりも株価の重しとなった。

週間では、ダウが約1.2%、S&Pは約0.9%、ナスダックは約0.4%それぞれ下落した。一方、月間ではダウが約1.0%、S&Pは約1.1%、ナスダックは約2.6%の上昇だった。

<金先物> ドル高の一服を好感した買いが入り、小幅高となった。中心限月の8月物は前日 比1.00ドル(0.1%)高の1オンス=1189.80ドルで取引を終了した。2週間半ぶりの安値を付けた反動から、安値拾いの買いも入ったもようだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測は根強く、金 塊の上値は重い展開だった。

<米原油先物> ドル高の一服や需給引き締まりへの期待を追い風に買い進まれ、続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物は、前日終値比2.62ドル(4.54%)高の1バレル=60.30ドルと、中心限月の終値としては21日(60.72ドル)以来約1週間ぶりの高値で終了した。8月物は2.58ドル(4.45%)高の60.60ドルで引けた。

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