[ニューヨーク 12日 ロイター] - 12日のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで4日ぶりに反発して大幅高となった。ドイツ国債利回りが急上昇しユーロが買い戻された。

ユーロ/ドル<EUR=EBS>は終盤0.54%高の1.12155ドルとなっている。

独10年債利回り<DE10YT=RR>は、前日から22ベーシスポイント上昇して0.74%を付けた。

メルク・インベストメンツの社長兼最高投資責任者(CIO)のアクセル・メルク氏によれば、独国債を買い持ちに、ユーロを売り持ちにしていた投資家は、レバレッジをかけてポジションを膨らませてきたが、独国債下落で損失を減らすためにユーロ買い戻しを余儀なくされた。

メルク氏は「市場はレバレッジをかけたトレードの巻き戻しを行っており、連鎖反応が起きているところだ」とし、「ユーロを引き続き売り持ちにしていると、ポジション縮小が必要になる」と指摘する。

ドル/円は終盤の取引で0.19%安の119.84円。

アナリストによれば、最近のドル/円は、日銀が新たな政策を打ち出さないことからレンジ内の取引が続いているが、米連邦準備理事会(FRB)による利上げが近づけば、ドルは再び上昇するとみる。

シティFX(ニューヨーク)のG10FX戦略部門責任者、スティーブン・イングランダー氏も「経済指標が決定的に改善すれば、ドル高基調が復活する」と予想する。

ドルの主要6通貨に対するドル指数は直近0.49%安の94.547。またドル/スイスフランは0.57%安の0.9289フラン、ポンド/ドルは0.6%高の1.5673ドルとなっている。

ドル/円    

終値   119.85/87

始値   120.05/06

前営業日終値   120.07/09

ユーロ/ドル  

終値   1.1213/15

始値   1.1238/39

前営業日終値   1.1154/56

*内容を追加します。

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