[30日 ロイター] - <為替> ドルが対円<JPY=>で上昇し119円台前半で推移。米経済指標に労働市場の安定や経済の勢い促進の兆候が見られるなか、米連邦準備理事会(FRB)は年内に最低1回は利上げするとの見方が広がった。
<ロンドン株式市場> 小幅反発。ライバル会社が計画していた事業提携が破談となったことを受けて郵便事業のロイヤル・メール<RMG.L>が買われたほか、原油価格の上昇でエネルギー関連株も上昇した。
ロイヤル・メールは5.3%上昇した。オランダのライバル企業であるポストNL<PTNL.AS>が配達サービスのエリア拡大のためにロイズ銀行のプライベート・エクイティ部門「LDC」と進めていた協議が破談となり、ロイヤル・メールにとって競争上有利に働くと受け止められた。
<欧州株式市場> 続落。決算が振るわなかったフィンランドの通信機器大手ノキア<NOK1V.HE>が売られ、テクノロジー関連が広く値下がりした。
ノキアは10.7%急落した。主力の通信網機器事業で第1・四半期の利益が市場予想を大幅に下回った。ソフトウェア販売が振るわず、コストも増加。ヨーロッパや中南米の厳しい市況が重しになったとした。
<ユーロ圏債券> 独連邦債利回りがこの日も上昇。2日間の上昇幅としては、ユーロ圏の債務危機が深刻化していた2011年以来の大きさを記録した。
同日発表された4月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)統計で、5カ月ぶりのデフレ脱却が確認されたことが利回りの押し上げ要因となった。