[ジャカルタ 14日 ロイター] - インドネシア中央銀行は、政策金利のBIレートを7.50%に据え置くと発表した。現状の金利水準はインフレと経常赤字の抑制に一致した水準としている。

ロイター調査ではアナリスト18人のうち16人がルピア安と資本逃避への懸念により据え置きを予想していた。

中銀は声明で「マクロ経済と金融安定を維持するため、ルピア安定策を強化する」とした。インドネシア通貨建て国債の海外勢の保有割合は40%で、米利上げによる資本逃避の懸念がでている。

預金ファシリティー金利(FASBI)も5.50%に、貸出ファシリティー金利も8.00%にそれぞれ据え置いた。

キャピタル・エコノミクスのギャレス・レザー氏は「ルピアの見通しは引き続き金融政策の方向性に影響する」と指摘。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の正常化でルピアが急落した場合、「2月の予想外の利下げからの反転を余儀なくされる可能性がある」と述べた。ルピアの下落が緩やかな場合は、年末までに0.5%ポイントの利下げを行う余地があるとも指摘した。

中銀はまた、第1・四半期の国内成長率は緩慢だが第2・四半期には上向くとし、今年の見通し5.4―5.8%を維持したが、下限に近い水準になるとの見方を示した。

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