[ロンドン 7日 ロイター] - 7日のユーロ圏金融・債券市場では、国債利回りが総じて低下した。前週末発表の米雇用統計が予想外に弱い内容となったことで、世界の中銀による金融緩和が従来の想定よりも長期化するとの観測が追い風となった。
欧州市場は復活祭の祝日で前日6日まで休場となっており、この日が3月の米雇用統計の発表を受けた最初の取引となった。
ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は小幅低下の0.18%。
スペイン<ES10YT=TWEB>、イタリア<IT10YT=TWEB>の10年債利回りは6━7ベーシスポイント(bp)低下のそれぞれ1.19%、1.20%をつけた。
ラボバンクのストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は「四半期末の調整を経てポジション構築が再開したことに加え、前週末の弱い米雇用統計でリスク選好が高まっている」とし、そのため周辺国国債がアウトパフォームしていると指摘した。
一方、ギリシャ10年債<GR10YT=TWEB>利回りは22bp低下の11.77%。ギリシャ国債市場の流動性の低さを踏まえると、比較的小幅な値動きにとどまった。