<防衛装備庁が試験艦「あすか」にレーザー兵器を搭載し、無人機迎撃などを想定した実証試験に乗り出す>

日本の防衛省の一部門である防衛装備庁が、無人機を撃墜可能な高出力レーザー兵器を海上試験のため艦艇に搭載中であることを本誌に認めた。

レーザー兵器は、砲弾やミサイルの代わりにエネルギーで目標を攻撃する指向性兵器で、1発あたりのコストが低く、事実上無制限に射撃できる。この特性は、紅海でイエメンのフーシ派からの波状攻撃に直面している米軍の艦船防御手段として有効性を発揮し、注目されている。

日本が艦載レーザー兵器などの新兵器開発を進める背景には、中国による軍備拡大が影響している。9月に北京で実施された軍事訓練公開では、多数の新型兵器が披露されたほか、11月には日本政府が台湾封鎖時の軍事介入に言及し、これを受けて日中関係は一層緊張を深めている。


12月3日にX(旧ツイッター)上で共有された写真には、海上自衛隊の試験艦「あすか」に搭載されたレーザー兵器の試作機が写っている。

この兵器は、防衛装備庁が2023年に公開した映像に登場するものと外観が一致している。防衛装備庁は当時、これを迫撃砲弾や無人機を無力化するために設計された「100キロワット級高出力レーザーシステム」と説明していた。

細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
米海軍HELIOSより強力?