世界全体で見ると、富裕層の流出数で首位に立つのは英国で、外国人居住者向け優遇税制の撤廃後、1万6500人が国外転出すると見込まれている。アラブ首長国連邦(UAE)、米国、イタリアなどが主な受け皿になっている。
社会的な結束の強さと石油資源の豊富さというノルウェーの特徴のゆえに、このモデルを他国が模倣するのは難しいのかもしれない。経済学者らは、この国の経験は、どのような富裕税であれ、必ず経済的・政治的なトレードオフを伴うことを示していると言う。
前出のイアコノ教授は「富裕税がなければ不平等は拡大するが、導入すればスタートアップに回る資本は少なくなる」と語る。「政治はそのバランスを見極めなければならない」
[ロイター]

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