だが暴動と政情不安で鉱山の閉鎖が相次げば、需給バランスはすぐにもひっくり返りかねないと、英調査機関のベンチマーク・ミネラル・インテリジェンスの主任アナリストであるウィリアム・タルボットはみる。
「ニューカレドニアのニッケル産業の規模はばかにならない。島の全ての鉱山が長期にわたり閉鎖したら、世界の需給バランスに実質的な影響が及ぶだろう」
皮肉にも、ニューカレドニアの危機による相場の混乱はニッケル産業を助けることになりそうだと、ヘンドリックスは予測する。「長期的には、価格の上昇は望ましい。この部門の多角化と、採掘・製錬への投資拡大を促すだろう」
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