中国が最も望むのは、マクロン仏大統領が昨年4月と同様に、ヨーロッパの戦略上の独立を宣言することだろう。このときマクロンは訪中から戻った後、ヨーロッパが対中政策に関してアメリカと一線を画する権利を維持すべきだと実質的に主張した。

中国としては再び同様な発言を引き出したいところだが、当時とは状況が違う。いま中国とEUの間に存在する懸案の多くは、ヨーロッパ諸国の国内で高まっている不安に根差している。しかも、中国政府にとってとりわけ厄介なことに、ヨーロッパの産業界が中国への警戒を強めている。

それに、習は欧州歴訪から帰国して程なく、ロシアのプーチン大統領を北京に迎えて首脳会談を行うと報じられている。それを知っていて、EUの首脳たちが習との蜜月を演出することは考えにくい。

From thediplomat.com

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