ヘイリー氏はサウスカロライナ州選でトランプ氏に代わる有力候補として、党の未来を代表するのは自分で、トランプ氏は過去の人物だという主張を展開することができる。選挙戦は接戦の様相を呈し、最終的な結果は不透明になる。

ヘイリー氏が僅差で2位になった場合は、こうした筋書きを全うする形にはならないが、それでもデサンティス氏が撤退した今、反トランプ票を集めるのは自分だとヘイリー氏が主張することは可能だ。

世論調査によると、デサンティス氏の支持者はヘイリー氏よりもトランプ氏支持に移る公算が大きい。しかしデサンティス氏の撤退でヘイリー氏は、トランプ氏から決別して新世代の指導者を望む有権者を取り込むチャンスを手にした。

ニューハンプシャー州で善戦することが、サウスカロライナ州など今後の選挙戦で最終的にヘイリー氏の追い風となるかどうかはまだ不明だが、レースにとどまる正当な根拠にはなる。

トランプ氏が圧勝すればヘイリー氏は壊滅的な打撃を受け、可能性はついえる。トランプ氏が党内から幅広く支持されていることを示し、同氏を追い落とす望みはほぼ消失する。

[ロイター]
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