
アメリカ
強力なユダヤ系団体のロビー活動などを背景にイスラエルを強固に支持・支援してきた。だがガザでの犠牲拡大に国内外から批判が強まるとその腰は引け始め、ハマス打倒に執心するイスラエルとの間に隙間風も吹き始めた。
中東和平が遠くなるなか、ウクライナ戦争、対中戦略と合わせ「三兎」を追えるのか。
ロシア
アメリカの軍事支援がウクライナから中東に傾く隙をロシアは突きたい。一方で来年議長国を務めるBRICSに新規加盟するサウジなどと関係を深め、中東でのアメリカの地位低下も狙う。ハマスとの友好関係の深化がロシア国内でのイスラム・ユダヤ両教徒の共生に影を落とさないか、注目される。
中国
歴史的経緯からパレスチナに同調しつつ、イスラエルとは近年貿易などで関係を強化。今年3月にサウジとイランの国交正常化を仲介した実績があり、中立を強調する姿勢に中東の新たな調停者となる野心がにじむが、今回は目立った動きはない。
注目はむしろアメリカの関心がそれたアジアでの振る舞いか。
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