<ワニが共食いする衝撃の理由とは>

米フロリダ州の湖で、ワニが、別の巨大なワニの死骸をくわえて運ぶ様子が撮影された。

【動画】ワニがワニの餌食に...衝撃の共食いシーンに「食うか食われるか」の声

ミーガン・トールマンさんがオレンジ郡のアポプカ湖で撮影した映像には、水の中で死んだワニの尻尾をくわえたワニが映っている。ワニはその後、死骸を引っ張りながら水中を動き回っている。

「食べるために引っ張っているのよ」とトールマンさんは映像の中で話している。

ワニは湖岸に近づき、獲物を引きずり上げると思われたが、思い直したのか、そのまま泳ぎ続けた。

このワニの死骸をめぐってワニ同士がけんかしていたと、映像の中で話す声が聞こえる。

フロリダ州には約130万匹のワニが湿地帯や沼地に生息している。アポプカ湖は州内最大規模の湖で、湖の周りは野生動物を観察できるドライブコースとなっている。

湖には多くのワニが潜んでおり、泳ぐ姿が頻繁に目撃されている。

映像のワニの死骸は色が白っぽく、トールマンさんがフェイスブックに投稿した動画を見た人の中には、アルビノだと勘違いした人もいた。

実際には、このワニは死んでからかなり時間が経っており、死骸が膨張していることからもそれがうかがえる。

トールマンさんも、このワニは「かなり腐敗している」ようだったとコメントを記している。

他のワニたちが餌を求めて争いを始めたとき、このワニはすでに死んでいた可能性が高い。

ワニが共食いをする理由

ワニが共食いをするのは珍しいことではなく、それには複数の理由がある。ワニは非常に縄張り意識が強く、それが原因で争いが起きることもある。また、生息地に他にどんな獲物がいるかにもより、共食いをするのはそれが最も簡単に餌を手に入れる方法だからかもしれない。

3月には、同じフロリダ州で野生動物写真家が、ワニが小型のワニを容赦なく襲い、噛み潰すという衝撃的な瞬間を捉えていた。

写真家のバーバラ・ダンジェロさんは、オーランドにある湿地公園を訪れた際、「夕日を見るために西の方角を向き、写真の構図を考えようとしたとき、背後で大きな水しぶきが聞こえた。振り向くと、巨大なワニが口に何か黒いものをくわえて頭を上げていた」とニューズウィークに語っている。

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