<プーチン大統領の書簡を持って訪朝し、国賓として最大のおもてなしを受けたセルゲイ・ショイグ国防相。北朝鮮とロシアの接近をどう見るべきか>

1953年7月27日の朝鮮戦争休戦協定調印70周年を祝うため、プーチン大統領の書簡をたずさえて3日間の日程で訪朝したセルゲイ・ショイグ国防相。

その際、複数の部屋にプーチン大統領の大きな肖像画が掲げられていたことが海外メディアの注目を集めた。

■【写真】壁にびっしり、プーチン大統領の巨大写真
■【写真】プーチンが小顔すぎなのか? 横並びの金正恩とプーチン

    

北朝鮮が金日成、金正日父子の肖像画や巨大な銅像を掲げて個人崇拝していることは有名だが、他国の首脳の巨大な写真を複数の部屋に大量に掲げることは珍しい。

それをプーチン大統領が喜んでいるかは不明だが、北朝鮮を利用しようとしていることは明らかである。実際、ショイグ国防相は平壌に到着する前に、今回の訪朝がロシアと北朝鮮の軍事的な結びつきの強化に役立つという声明を出している。

また、北朝鮮側もショイグ国防相の訪問に際して、初公開した無人攻撃機(ドローン)だけでなく、国連安保理決議に違反する核兵器の搭載可能な大陸間ミサイル(ICBM)「火星(ファソン)17号」と固体燃料式新型ICBM「火星18号」を金正恩総書記自らが案内したとロイター通信など複数メディアが報じている。

かつて朝鮮半島の非核化を支持していたロシアがいまや北朝鮮を「戦略的パートナー」にする。そして、ウクライナへの不当な軍事侵攻について、金正恩総書記からの支持をロシアが今回取り付けることに成功したと米カーネギー国際平和財団のアンキット・パンダ上級研究員は述べる。

北朝鮮はロシアへの武器の供与を認めていない。しかし、ウクライナ軍がロシア軍から押収した兵器の中に80~90年代に作られた北朝鮮製兵器が含まれていたことが確認されてばかりだ。これが意味することは何か。

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【写真】壁にびっしりプーチン大統領の写真
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