「アイスクリームは、『5・1健康飲料総合工場』製です。『5・1健康飲料総合工場』は、より栄養価の高い健康飲料と食品を平壌市民のために開発し、生産したいと金正恩総書記の指導のもとに設立されました」

また、ユミはジムで運動する様子も紹介し、「現代的なフィットネスセンター」でトレーニングとリハビリ運動ができることを語っている。

■【動画】北朝鮮メーカー『5・1健康飲料総合工場』のアイスクリームを紹介するユミ

■【動画】北朝鮮のスポーツジムを紹介するユミ

ノッティンガム・トレント大学で東アジア政治を専門とするコリン・アレクサンダーによると、これらの動画は北朝鮮のイメージを改善し、親しみやすく見せるためのメディア戦略の一環だと指摘する。

「動画はいくつかの理由で興味深いものです。無垢なイメージである若い女性を起用しています。また、少女はアメリカ英語ではなく、イギリス南部のアクセントで話しています。おそらく、そのイギリスアクセントを国際的な品位の象徴とし、世界中の若者との絆を築くために『ハリー・ポッター』に言及しているのでしょう」

北朝鮮に渡航経験のあるアレクサンダーによると、これらのYouTuberが動画で紹介する家や道路は、実際とは「懸け離れている」という。

また、「北朝鮮人権問題データベースセンター」のパク・ソンチョル研究員はユミの動画は北朝鮮当局の脚本による「入念に用意されたドラマに見える」と語る。

国際NGO団体「フリーダム・ハウス」は、一部の政府高官とエリートだけがインターネットでグローバルな世界にアクセスできることを指摘する。一般の北朝鮮国民は国営「朝鮮コンピューターセンター」による「クァンミョン(光明)」と呼ばれるイントラネットのみが使用可能だ。

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