外交の専門家ジェニファー・キャシディ博士もこうツイートした。「アメリカの情報機関高官は、ロシア製ミサイルがNATO加盟国であるポーランドの領土内に着弾し、2人が死亡したと述べた。これが第5条の発動につながるとの声があがっているが、こんな時こそ、全員が冷静さを保つ必要がある。プーチンはWWIIIを望んでいる。権力の座から追い落とされるまでこの戦争を戦うつもりだ。それを許してはならない」

今回の着弾は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が2月に侵攻を開始して以降では初めて、ミサイルが国境を越えてNATO加盟国の領土内に入った事例となった。同時にロシアはウクライナ全土に100発近いミサイルを撃ち込んでおり、ウクライナ・エネルギー省のヘルマン・ハルシチェンコ大臣はウクライナのインフラを狙った攻撃が激化しており、近隣諸国にも被害が及ぶ可能性があると警告していた。

米国防総省のパトリック・ライダー報道官は15日、アメリカの国防当局者は報道を承知しているとした上で、アメリカはNATO加盟国を防衛する義務があると言明した。「我が国が負う安全保障義務と第5条は、我々はNATOの領土を隅々まで守ることを明確に示している」

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 サッカーW杯 日本が優勝する日
2026年6月9日号(6月2日発売)は「日本が優勝する日」特集。

Jリーグ発足後、飛躍的に進化した日本サッカー。W杯の頂点に挑み世界を驚かせる時が来た

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます