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「つよ〜い紙ばね」

まずは、画用紙や折り紙を準備しよう。

1 L字状に切った紙を2つ準備しよう。

L字状の紙を組み合わせることで、とても上手な紙ばねになる。

2 上下の紙を矢印の向きに折ろう。

L字の紙を組んでセットしたら、矢印の向きにそれぞれ折る。

3 左右の紙を矢印の向きに折ろう。

今度は、左右の紙を矢印の向きにそれぞれ折る。

4 上下の紙を矢印の向きにさらに折ろう。

次に、また上下の紙を矢印の向きにそれぞれ折る。

5 左右・上下に折り込んでいくと、紙ばねが完成!

続けて、左右、上下、左右、上下...と紙を折っていく。最後まで折ったら、ばねが完成。

簡単な実験ではあるが、基本構造を頭に入れておくことは大事。今では、コンピュータの力を借りると、複雑な形をつくれるようになっている。MITが公開している「折り紙シミュレーター」では、折り方をパソコン上で見たり、自分でデザインしたりできる。

技術の先にあるものを想像しながらつくる

次に紹介するのは、「人間拡張技術」だ。人間は、空を飛んだり、あまりに重いものをもったりすることはできない。人間の体では力や手の数などが足りなくてできないことを、機械で増やしたり、新たにつけたりすることを「人間拡張技術」という。

パワースーツと呼ばれる、人が身に付ける機械は、重いものをもつ仕事で活躍している。建築現場で働く人、荷物を運ぶ配達員、最近では介護の仕事をする人のサポートをすることで話題になった。また、体が不自由な人の、その部分を補えるものもある。

こうした機械の力を身近に感じられるような実験をやってみよう。

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「動く3つめの手」

材料は、段ボール、ストロー、たこ糸だ。

1 段ボールを手に置いてなぞろう。

段ボールの繊維の方向を横にすると、完成したときに曲げやすい。

2 線にそって切ろう。

3 ストローを切って、少し隙間を開けてテープで止めよう。

ストローの隙間が、曲がる部分(関節)になる。

4 ストローにタコ糸を通して、指先の裏側にテープで止めよう。

はがれないようにしっかりはろう。

5 糸を引っ張ると指が曲がる。

ひもを長くして、動く手を棒の先につけると、遠くのものをつかめる。

人間にはできない動きをするものをつくってみるのもいいかもしれない。くねくね曲がるしっぽをつくってみると面白そうだ。

この実験の見据える先には、体が不自由な人をサポートする技術がある。たとえば、目の見えない人のために、スマートフォンのカメラでとった文字を読み上げるアプリや、目の見えない人が「舌を使って見る」機械の開発などだ。こうした技術を通じて、「こんなものがあったら便利だね」「誰かを助けてあげられそうだね」と子どもと話し合ってみるのもいいだろう。

家の中でできる小さな挑戦から、子どもの可能性や発想は無限に広がっていく。この夏、人類の未来のためにも、小さな実験を子どもと一緒にやってみてほしい。

『ミライの科学にふれてみよう おうちじっけん号』