■安全保障と防衛の戦略策定において考慮すべき点は?

数々の難題が次期政権を待ち受けている。東アジアにおける超大国アメリカの衰退が続けば、中国は南シナ海と東シナ海に続いて朝鮮半島周辺にも触手を伸ばすだろう。

南北問題で文は一貫して平和路線を推進してきた。だが北朝鮮の最近のミサイル発射は文の安保政策の失敗の表れとみられており、次期大統領が何らかの方針転換を行うのは間違いない。

多くの国民が韓米同盟の強化によって文政権と一線を画したいと考えている。そのためには朝鮮半島以外にも目を向け、特に南太平洋地域とも連携が必要だが、次期政権が日米豪印戦略対話や米英豪のAUKUS(オーカス)に加わることはないだろう。

韓国の戦略的自律性は必然的に米中対立の影響を受ける。次期政権の外交政策と軍事戦略には、韓米同盟の再構築が不可欠──それが結論だ。

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