<サキ大統領報道官がコロナウイルスの感染を発表、予定されたバイデン大統領の訪欧の随行を辞退していた>

ホワイトハウスのヤン・サキ報道官は10月31日、新型コロナウイルスの検査で陽性になったことを明らかにした。感染が判明する数日前に、サキはジョー・バイデン大統領と会っていた。

サキがバイデンと最後に対面したのは26日のことで、屋外で2人ともマスクを着用していた。しかもバイデンとは約1.8メートル離れていたという。バイデンの欧州訪問には同行しなかった。

サキが31日に発表した声明は以下の通り。

「27日にホワイトハウス幹部および医療チームと話し合い、私は大統領の訪欧に同行しないことにした。私の家族が新型コロナウイルスの検査で陽性になるという緊急事態が起きたからだ」と、サキは述べた。「それ以来、私は連日PCR検査を受け続け、30日までは陰性だったが、本日、陽性の結果が出た」

バイデンはイタリアをはじめヨーロッパ諸国を訪問中で、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇をはじめ世界的指導者数人と会っている。最初の訪問先はG20サミットが開催されたローマで、サミットの準備中に教皇と会談した。

症状は軽く、リモート勤務

サキはワクチン接種を完了しており、当分の間自宅で働く予定だという。

「ワクチンのおかげで症状は軽く、自宅で仕事を続けている。念には念を入れて、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインよりも厳しいホワイトハウスの規定に従って、検査結果が陰性になってからさらに10日間の自宅待機ののち、対面での職務に戻る予定だ」

訪欧前、サキと最後に顔を合わせる前日の25日、バイデンは会合の席で口を手で覆って咳をし、その後、周囲の人々と握手をした。ツイッターの動画で見る限り、このイベントの間、バイデンはマスクを着用していなかった。

バイデンは、2020年の長い大統領選挙運動の間、そして21年もさまざまな状況下で、のちに新型コロナウイルスの感染が発覚した人々と至近距離で接していたことがよくあった。だがこれまでバイデンが感染したという報告はない。

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