「できるだけ政府にはくみしない」──シュプレヒコールやスローガンに比べて地味ではあるが、今の市民はそんな抵抗スタイルを貫こうとしている。それは、あのミャンマーのデモでも話題に上がっている「市民的不服従」だ。

実は香港でも、雨傘運動のきっかけとなった「オキュパイ・セントラル(中環占拠)」の発案者がこの「市民的不服従」を提唱していた。それが今や、誰が呼び掛けるでもなく市民の手段になっている。

今月11日には、全国人民代表大会で香港の新たな選挙制度が決まった。そこではまるで「おしおき」とでもいうように市民が長年求め続けてきた直接選挙制度が遠ざけられた。

だが人々は公正、法治、民主や透明さがいかに尊いかをひしひしと感じている。

だからこそ、香港人はまだ諦めてはいない。人々の心は公正さ、透明さを求め続けている。

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