米アマゾン・ドット・コムは1日、米国内の現場で働く従業員の1.44%に当たる1万9000人余りが、これまでに新型コロナウイルスに感染したと発表した。労働者権利団体が長らく、開示を求めていた。

アマゾンによると、米国の一般的な感染率を踏まえると、この数字は想定よりもずっと少ない。11月までには従業員に対する検査を1日当たり5万人まで拡大できるという。

政治家や労組などは、感染が広がった倉庫の閉鎖を迫っている。ただアマゾンは、家で過ごす時間が長い人々からの買い物需要急増に対応するため、従業員の検温や社会距離の確保などの措置を講じながら操業を続けている。

同社の発表では、傘下の自然食品スーパー、ホールフーズ・マーケットを含めた現場従業員137万2000人のうち、3月1日から9月19日までに1万9816人が陽性ないし感染が疑われる症状となった。一般的な感染率に照らせば、3万3952人の感染が想定された。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます