結果は当日どころか...

投票率の向上をめざす活動家や選挙の専門家は、数カ月前から「選挙に混乱が生じると、有権者が結果に疑念を抱くようになりかねない」と警告してきた。さらに悪いことに、結果判明が遅くなると、一方の候補者が先走って勝利を宣言してしまう可能性もある。

連邦政府から新たな資金援助がなければ、ミシガン州の一部の選挙管理委員会では開票作業を効率化する機械を購入できない、あるいは郵送による投票にかかる費用をすべて負担できなくなる、と同州のジョスリン・ベンソン州務長官は言う。

ベンソン州務長官は6月、下院議員らに対し、ミシガン州は4000万ドルの連邦予算を必要としていると訴えた。CARES法によって同州に割り当てられる予算は1100万ドルだ。

「つまり、選挙当日の夜からかなり経ってからでなければ結果が判明しない可能性がある、ということだ」と、民主党のベンソン州務長官はロイターの取材に対し、電子メールで回答した。

ミシガン州デトロイト郊外のピッツフィールドの職員ミシェル・アンザルディ氏によると、現行の開票機械では、1票を処理するのに3─5秒かかるという。1分間に100票以上処理できる新型は、1台10万ドルだ。予算が底を突きそうな状況下、時間をかけて開票するしかない。

「当日の夜10時に開票結果を出すどころか、いつ結果が出るか分からないとい事態になりかねない」と、アンザルディ氏は語る。

Jason Lange Simon Lewis(翻訳:エァクレーレン)

[ロイター]
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