<兄は弱気なジェダイ、夫は無頼漢、息子はダークサイドへ――。それでも正義のために戦い続ける真のリーダー、レイア・オーガナ。最新作『スカイウォーカーの夜明け』を観に行く前に押さえておきたい基礎知識を、特別編集ムックより>
レイア姫は、『スター・ウォーズ』シリーズがこの世に登場したときから、物語のカギを握る重要人物だった。シリーズ第1作『エピソード4/新たなる希望』でR2-D2 に託した、「助けて、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです」というホログラム・メッセージが、壮大な物語の全ての始まりだった。

彼女はジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーと惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラの娘、レイア・アミダラ・スカイウォーカーとして生まれた。父がダークサイドに落ち、母が死去したため、レイアは惑星オルデランのベイル・オーガナと女王ブレハ・オーガナに引き取られる。
明確なビジョンと目的意識を持ち、フォースを感じる強い力があることから、ルークよりもジェダイの騎士に向いていると言われた(ヨーダもそう考えていた)。
だが、レイアはオルデランの王女として、政治の世界に身を投じる。14歳でオルデランの議員となり、銀河元老院の議員である養父の補佐官を務め、18歳のときにその後継組織である帝国元老院の最年少議員に就任。しかし銀河帝国の横暴に憤った彼女は、反乱同盟軍の活動に参加して銀河共和国の復活に尽力することになる。
そんなレイアの元に、惑星スカリフの勇敢なチーム「ローグ・ワン」から、帝国軍の軍事要塞デス・スターの設計図が届く。それに気付いたダース・ベイダーがレイアの船に乗り込んでくるが、レイアは間一髪で設計図をR2-D2に託し、砂漠の惑星タトゥイーンに送り出すことに成功する。「助けて、オビ=ワン・ケノービ」というメッセージを添えて。
そのR2-D2を盗賊から購入したのが、ルークだった。ルークは、父アナキンの師だったオビ=ワンの計らいで、タトゥイーンに住む親戚に育てられていた。そしてR2-D2を修理しているとき、偶然レイアのメッセージを見る。
一方、レイアはデス・スターに連行され、厳しい尋問を受け、反乱軍の秘密基地について嘘の情報を与える。それを知ったターキン総督は、レイアの故郷オルデランを、スーパーレーザー砲で惑星ごと吹き飛ばしてしまう。
そのまま捕らわれの身となったレイアの前に、いやに背の低いストームトルーパーが現れる。ルークだ。