オーストラリアの主要紙は21日、報道の自由を制限する法規制に反対するため、一斉に一面に黒塗り記事を掲載した。

通常は激しいライバル関係にあるメディアが足並みを揃えて政府に抗議するのは異例。

同国の憲法では言論の自由が保護されていない。2018年にスパイ防止法を強化した際には、内部告発者を保護する条項が導入されたが、メディアは報道の自由が引き続き制限されていると訴えている。

メディア大手のニューズ・コープやナイン・エンターテインメントが発行した主要紙の一面記事は、ほとんどの単語が黒塗りにされ、新聞が検閲を受けたようなイメージとなっている。

新聞業界団体のトップは「ジャーナリズムは民主主義の基本的な柱だ」と表明。フレッチャー通信相のコメントはとれていないが、政府は以前、報道の自由は「根本的な原則」だとコメントしている。

[シドニー 21日 ロイター]
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