解雇の動きは主要金融センター以外の地域にも広がった。インド・ベンガルールで働く社員は、自分と同僚4─5人が仕事がなくなると言い渡されたと語った。その上で、特に共働きではない世帯の人や、ローンなど多額の借金を背負っている人はかなり絶望的な雰囲気だったと顔を曇らせた。

株式事業で職を失った人にとって、再就職は簡単ではないかもしれない。このセクターは依然として、欧州の当局者が株式取引に新たな規制を課したことによる高コストに苦しんでいるからだ。

コアリションの調査分析責任者で投資銀行業界の動向を追っているジョージ・クズネツォフ氏は「株式関連の労働市場は今後も極めて大きな逆風に見舞われる」と予想。同社の見立てでは、今年の株式セールス・トレーディング収入が世界全体で7─8%減少するとすれば、当然ながら大半のブローカーは新規採用を停止するだろうという。

[香港/ロンドン/ニューヨーク 8日 ロイター]
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