Howard Schneider
[ワシントン 5日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は5日、需要が堅調で失業率が低く、幅広い分野で物価上昇圧力が続く中でインフレ率が連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%を上回る水準で高止まりしていることを踏まえると、利上げを緩やかなペースで進めていくことが理にかなうとの考えを示した。
バーキン氏はノースカロライナ州シャーロットで開かれたリッチモンド地区連銀主催の企業向け会議で「この1年半にわたり直面してきたコスト圧力は、関税に始まり、石油やディーゼル燃料、さらには医療費にも及んでいる」と指摘。「これらは幅広い分野に及ぶコストで、極めて目に見えやすい。誰もがその影響を受けている」と述べた。
その上で「インフレ率は依然として高すぎる。加速しているとは聞いていないが、鈍化しているという話も聞かない」と述べ、「政策への示唆は極めて明確だ。問題はそのペースにある。緩やかな対応が理にかなう」と語った。
FRBは10月27─28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で10対2で金利据え置きを決定。次回のFOMCは12月8─9日に開く。