Jan Strupczewski
[ブリュッセル 4日 ロイター] - 任期満了数カ月前の来年2月7日に退任する欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の後任人事について、欧州連合(EU)加盟国の首脳が今年12月17―18日のEU理事会で指名することを目指している。ユーロ圏の高官が4日、明らかにした。
このスケジュールで次期総裁を指名するには、残された時間は少ない。EU加盟国首脳は、財務相らが提出した候補者の中から正式に推薦し、ECBおよび欧州議会と協議した上で後任を指名する。欧州議会は総裁を含めたECB理事会メンバーの人選に拒否権を持たないものの、候補者に対する見解を採択する必要がある。欧州議会は11月23―28日に本会議が予定されており、12月にも数回開催される。
次期総裁決定に向けたプロセスに関与している高官は「目標は12月のEU理事会で指名に関する正式な合意に達することだ」との方針を示した。
ユーロ圏の各国政府は今月6日までに次期ECB総裁候補者を指名することになっている。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は9日の定例会合で進捗状況を検証する予定だ。
オランダは既に元同国中央銀行総裁のクラース・ノット氏を推薦すると発表し、スペインは国際決済銀行(BIS)のパブロ・エルナンデス・デコス総裁を推す見通しだ。