[東京 30日 ロイター] - 政府は30日の閣議で、中東情勢の悪化を受けた激変緩和措置として実施しているガソリン価格の補助金を継続するため、同情勢に対応する2026年度の予備費から1兆1459億円を充てることを決定した。これにより、同予備費の残額は7359億円となる。

高市早苗首相は前日、ガソリン補助金を12月から段階的に引き下げる方針を明らかにした。1リットル=170円程度の基準価格を、春先に向けて5円ずつ引き上げていく。また、電気・ガス代の補助を12月から開始する方針も表明した。

木原稔官房長官は30日の閣議後会見で、ガソリン補助の単価が足元では1リットル当たり50円を超え、制度開始以降の最高水準に達していると指摘。あくまで激変緩和措置であり、来年4月から飲食料品の消費税を減税するなど切れ目のない物価高対策を講じるという観点から、基準価格を引き上げると説明した。

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