Nathan Gomes Nandan Mandayam
[29日 ロイター] - 米重機械メーカーのキャタピラーが29日発表した2026年7─9月期(26年第3・四半期)決算は売上高が前年同期比17%増の207億ドルと、LSEGがまとめた市場予想の205億5000万ドルを上回った。調整後1株当たり利益は7.20ドルと、前年同期の4.95ドル、市場予想の7.08ドルをいずれも上回った。
人工知能(AI)関連投資拡大を背景に、発電設備や建設機械の需要に支えられ、利益は予想を小幅に上回ったが、通期売上高の伸び率見通しは据え置いた。これを受けて、株価は時間外取引で一時10%超下落した。
データセンター反対の声やAI開発のペースを緩めるべきだとの声も上がるなど、AI関連投資を巡る懸念もある中、キャタピラーの株価は8月以降20%程度下落した。
26年通期売上高の伸び率を10%台半ばから後半と見込む。市場予想は18%前後となっている。キャタピラーは通期の関税コスト見通しも約22億ドルで据え置いた。
26年7─9月期の受注残高は、4─6月期から60億ドル増え、781億ドルと過去最高水準。ただ、増加ペースは今年前半より鈍化した。