[北京/セブ 29日 ロイター] - 中国国防省の張暁剛報道官は29日、セブで今週開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議(ADMMプラス)を巡り、フィリピンのある政治家が「中国の参加に障害となった」と述べた。

記者会見で、「利己的な」この政治家の行動は同会議の開放的かつ包摂的な精神に反し、外交上の規範に違反し、中国の権利を損なうものだと指摘した。

政治家の氏名を明かしておらず、どのような妨害を指しているのかは不明。中国は共産党の重要会議に出席しているとみられる董軍国防相に代わり、武官が会議に代表として出席した。

南シナ海を巡る対立や、最近では中国がフィリピンのテオドロ国防相に制裁を科したことを背景に、中国とフィリピンの関係は悪化している。

テオドロ氏は29日の記者会見で、中国にどのような発言の機会を与えるかはASEAN自身が決定すべき問題だと述べた。中国側が主張する妨害については直接言及しなかった。

フィリピン側はこれまで、同国国防省が中国国防省に対し、同会議への参加を招請する通知を送付したと述べている。

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