Mayu Sakoda Kentaro Okasaka

[東京 29日 ロイター] - オリエンタルランドは29日、2027年3月期の連結業績見通しと配当予想を上方修正すると発表した。東京ディズニーシー開園25周年アニバーサリーイベントなどにより、テーマパーク入園者数とゲスト1人当たり売上高が増加したことが寄与した。

純利益予想は従来の1137億円から1335億円(前年比9.6%増)に引き上げる。IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想の平均値1312億円を上回った。テーマパーク年間入園者数の予想は前回予想の2800万人から2850万人に見直した。年間配当予想は従来の1株16円から18円に上方修正した。前期実績は15円だった。

第2・四半期累計(4─9月)の連結純利益は前年同期比28.1%増の618億円となり、前回予想の455億円を上回った。営業利益は同15%増の784億円となり、 売上高、営業キャッシュ・フローともに過去最高となった。ゲスト1人当たり売上高も商品販売収入、飲食販売収入が増加し過去最高となった。

堀川健司常務は決算会見で、27年度について、25周年イベントで好調な今年度からの「反動減もある程度は想定している」としつつ、東京ディズニーシー、ランドの両パークで新規アトラクションや新規ショーの開業を予定していると説明。ディズニー映画「シュガー・ラッシュ」をテーマとしたアトラクションも世界で初めて導入するとし「しっかり喜んでいただくパークをつくっていきたい」と話した。

クルーズ船事業については、「ディズニー・イマジネーション」と命名し、28年度後半の就航開始に向け「建設を含め順調に進ちょくしている」と語った。年間の乗客数は約40万人を見込み、通年稼働する29年度からは黒字化を想定しているとした。家族連れや若年層、訪日外国人旅行客らをターゲットとする。

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