Nathan Vifflin

[28日 ロイター] - オランダの半導体製造装置大手ASMインターナショナルのヒシェム・ムサード最高経営責任者(CEO)は28日、前例のないAI(人工知能)投資が自社の装置への需要をけん引しているとして、2027年の売上高が目標を上回る見通しだと述べた。ただ、サプライチェーン(供給網)の制約により、上振れ幅は一部抑制される可能性もあるという。

同社は27日、30年の売上高目標を3年前倒しで達成する見通しだと明らかにし、第4・四半期の売上高も予想を上回ると予測した。

ムサードCEOはロイターに対し、28年までの受注について「非常に明確な見通し」があり、一部の顧客からは30年までのロードマップも共有されていると語った。

「(27年の売上高は)57億ユーロを上回る実績を達成する見込みだ。どの程度上回るかは、実際には多くの要因に左右される。その一つがまさにサプライチェーンだ」と指摘。サプライチェーンの一部が「やや逼迫している」と付け加えた。

ポール・べルハーゲン最高財務責任者(CFO)は28日のアナリスト向け電話会見で、ASMは十分な生産能力を有しているが、部品についてはサプライヤーに依存しており、「確かに一定のリスクは存在する」と語った。

今年および来年のメモリー市場の成長は、主に新規生産能力によるものであり、28年から量産が開始される新技術に関する最近の受注が寄与。ムサード氏は「メモリーにおける当社の黄金時代はまだ始まってさえいない」と話した。

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