Yoshifumi Takemoto
[東京 29日 ロイター] - 内閣府が29日に発表した10月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から0.4ポイント低下の35.0と2カ月連続で悪化した。基調判断は「持ち直しの動きがみられる」で据え置いた。
消費者態度指数を構成する4つの意識指標はいずれも前月比で低下した。1年後に物価が上昇するとの回答比率は90.8%で、9月の90.6%から増加した。2か月連続の増加。内訳は、1年後の物価が5%以上上昇するとの回答比率が増え、2%以上─5%未満との回答比率は横ばい、2%未満との回答比率は縮小した。
1年後の物価が下落するとの回答比率も9月3.3%から3.5%に拡大した。内閣府ではコメの価格下落に注目した人と、値上がりした他の食品価格などに注目した人がそれぞれいるのではと推察している。
消費者態度指数と物価見通しは「長期的には(反対方向の)相関がある」(内閣府)とされる。