[台北 29日 ロイター] - 台湾国家安全会議の呉釗燮秘書長は、中国海軍の艦艇など公船50隻超が日本南部から台湾、フィリピン沖に至る広い海域で活動しているとし、「明白」な脅威だと述べた。

中国が自国領土と見なす台湾は、中国の軍艦や海警局の船舶が活動する場所を示す詳細な情報や地図の公表に力を入れている。

呉氏は「われわれは中国の活動への警戒を続けている」とし、「台湾、日本、フィリピンに同時に及ぶ脅威は明白だ」と述べた。

呉氏は28日、Xに艦船53隻の位置を示す地図を投稿し、こうした見解を示した。このうち34隻は空母「遼寧」を含む海軍艦艇だった。

地図によると、遼寧と随伴する戦闘群はフィリピンの東方に位置していた。他の艦隊は台湾の東方と南東の沖合に展開。日本南部の沖合にも3つの艦隊が展開されていた。

呉氏は5月にも同様の地図をXに投稿した。

中国、フィリピン、日本の防衛当局はコメント要請に直ちに回答しなかった。

日本の防衛省は28日、中国軍艦3隻と海警船1隻が27日に鹿児島県沖の大隅海峡を通過し、太平洋に向けて航行するのを確認したと発表した。

中国国防省は今月、遼寧が特定の国を対象としない通常の訓練を実施していると説明している。

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