Stanley Widianto
[ジャカルタ 28日 ロイター] - インドネシアの首都ジャカルタなどで28日、学生や市民団体のメンバー数百人が、なお続いている森林火災への対応などプラボウォ大統領の政策に抗議するデモを行った。今回の抗議デモは1週間で2回目。
インドネシアでは、泥炭地で火災が発生しやすくなるエルニーニョ現象の影響で状況が悪化し、森林火災とそれに伴う煙害が過去11年で最悪となっている。呼吸器疾患が増加し、近隣のマレーシアやシンガポールでも大気が汚染されている。
ジャカルタの名所となっている環状交差点には抗議者が詰めかけた。野生動物が犠牲になっている森林火災への抗議を記したプラカードを掲げ、政府に国家災害指定を求めた。
政府広報当局は声明で、学生からの意見を歓迎すると表明。火災に関係する企業を訴追するとともに、煙害に見舞われた州に支援を提供したと説明し、今後も火災の監視を続けると言明した。
また、国は降雨を促すための気象制御も試みている。
抗議者らは、プラボウォ氏の無料給食制度など国民受けを狙った事業への支出停止も政府に求めた。