[20日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは20日、2027年にドイツに160億ユーロ超(約180億ドル)を投資する計画を明らかにした。クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、衛星インターネット、メディア事業を拡大する。
AIサービスへの需要が急増し、ハイテク企業間の競争が激化する中、アマゾンが目指すのは欧州事業の成長で、欧州全域においてクラウドインフラの拡大を急いでいる。
ベルリンで開催された投資関連の会議で発表された今回の投資計画は、アマゾンが2010年以降にドイツに投資してきた1000億ユーロ超に上乗せされる。新たな投資には、クラウド部門AWSのフランクフルトにあるデータセンター群(リージョン)とAIインフラの拡充に向けた48億ユーロが含まれている。
また3000人超の雇用創出が見込まれる新たな物流プロジェクト、低軌道(LEO)衛星インターネットサービスの開発、動画配信サービス「プライム・ビデオ」の新作制作も含まれる。
さらに、アマゾンはベルリンに2カ所目となるロボット工学・AI研究施設を開設する計画。
今回の発表は24年6月に発表された、ドイツ国内のクラウドインフラと物流ネットワークの拡大に向けた100億ユーロの投資に続くもので、それにはAWSデータセンター向けの88億ユーロが含まれている。