Noriyuki Hirata
[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比1.17%(748円13銭)高の6万4823円55銭となった。米国の人工知能(AI)・半導体関連の一角の株価が好決算を受けて時間外取引で急伸し、好感する買いが波及した。韓国KOSPIの堅調な推移も投資家心理を支え、日経平均は節目の6万5000円を一時回復した。その後は、企業決算を見極めたいムードもあって伸び悩んだ。
・日経平均は前日比で一時2.07%(1329円21銭)高の6万5404円63銭に上昇。
・アドバンテストとソフトバンクグループ、東京エレクトロンなど人工知能(AI)・半導体関連株で急伸する銘柄が目立ち指数を押し上げ。
・米スペースXやスーパー・マイクロ・コンピュータの株価が決算発表後の時間外取引でそれぞれ8%高、15%高と急伸したことを好感。
・KOSPIが急伸し日本株の支援材料となったが、前場半ばから連動性は低下。
・市場では今後本格化する企業決算を見極めたいとの声。
・TOPIXは1.1%高の4053.20ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆4323億2200万円。
・東証33業種で上昇したのは、非鉄金属、銀行、精密機器の27業種、下落は小売、ゴム、パルプ・紙の6業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1075銘柄(69%)、値下がりは414銘柄(26%)、変わらずは62銘柄(3%)。
<内藤証券 投資調査部長 田部井美彦氏>
「(日経平均の上昇は)米大手ハイテクの一角の好決算が支援。原油価格の上昇一服も寄与」
「10月入り後の下げに比べると戻りは鈍く、まだ下値探りか」
「半導体株は米大手ハイパースケーラーの状況を確認したい」
「中東情勢は引き続き不透明。原油動向を踏まえ米金利はインフレ懸念に注意必要」