[東京 21日 ロイター] - 木原稔官房長官は21日午前の記者会見で、岩井コスモ証券の売買管理システムがサイバー攻撃を受けて顧客の意図しない売買注文の発注が確認されるなど、金融・証券業界で被害が拡大していることについて問われ、「金融サービスへの信頼を損なうことのないよう、金融庁において金融機関に適切かつ迅速な対応を促していきたい」と述べた。
同庁は9日付で金融機関に対し、サイバーセキュリティ対策強化に関する注意喚起を発出している。官房長官によると、岩井コスモ証券には今回の事案の原因分析と再発防止策の策定を求めている。
同社は20日、既に公表済みの不正アクセスに関し、同じ14日に売買管理システムへの攻撃も発生し、7口座分において顧客の意図しない売買注文が発注されたことを確認したと発表。顧客には個別に連絡し、すでに取引前の状態に戻す措置を完了したという。