Atsuko Aoyama
[東京 21日 ロイター] - 午前のドルは158円前半で、上下に25銭ほどの狭い値幅で小動きとなった。相場を方向づけるような目立った材料はなく、週末の日米での指標や来週の日米中銀の金融政策決定会合待ちとなっている。日米ともに今月は金利据え置きが見込まれているものの、今後の利上げ姿勢を見極めたいとの声も多い。
・目立った材料なく膠着
・週末の日米指標や来週の中銀会合待ち
・中東の合意期待後退、原油じり高でドル買い/円売り圧力
・前日の20年債入札で需要確認、国内還流で円押し上げの期待も
・200日移動平均線を明確に上抜けられずレンジが継続か
<三菱UFJ信託銀行の小野寺孝文・資金為替部マーケット営業課課長>
「10月は日米ともに据え置き予想だが、今後の見通しを見極めたい。AI(人工知能)市場の動向などを踏まえて米国は利上げ期待の後退につながるのか、日銀は今後の利上げについてどの程度触れていくのかを注視している」
「目先はトレンドをつくるような動きというより、レンジでの推移となることを予想している。ドル158円半ばの200日移動平均線を明確に上抜けない一方、実需筋など下で買いで待ち構えている参加者も多いと聞いている」
「前日の20年債入札での需要を見ると、少しずつ国内債への回帰、国内還流(レパトリ)の動きが円の買い材料につながってくるとみている」